ツルピカ塗りができない。
ツルピカ塗りとは、ツルっとしていてピカピカしている塗りのことだ。
特徴として
・細い線画
・ハイライトが色んな所にある
・ベースはバケツ塗り
・混色が少ない
等があると考えられる。この箇条書きからすでに、私がツルピカ塗りに憧れながらも解像度が低いことが分かるだろう。
カラフルかと思いきやそうでもない、彩度が高いのかと思えばそうでもない、何ともつかみどころのない塗り、それがツルピカ塗りである。
今日試みた絵を見たら、やはり彩度が高すぎる。何かそういうのではない、曲面の滑らかさみたいなものがある。あと色塗に使ってるブラシがガサガサしすぎている。混色はあまりしないが、べたっとなりすぎてない質感がないブラシを調べなければいけない。今回はほとんど油彩平筆かエアブラシであった。
自分の絵はたぶん、アナログ寄りというか、質感ガサガサしているタイプだと思う。実際「絵画 バロック」で出た色の塗り方を参考にしているし、アクリル絵の具も買ったし、クレヨンも好きだ。
だが、それでもツルピカ塗りへの憧れがある。あのポップでおしゃれな感じ、どうしても習得したい。
習得したいからと言って、そういう絵をたくさん描きたいわけではない。ほぼ習得するのが目的である。でも描きたい。おしゃれでポップな絵柄で描きたい推しがいるのだ。
あと圧倒的に描けない絵柄があるのが悔しい。リアル寄り厚塗り系というかなり大まかなくくりで考えれば、少しずつ描けてきてはいるのだと思う。しかし、ツルピカ塗りに試みた自分の絵はかなり拙い。自分の絵にこういう面をみるのが悔しいのかもしれない。あの描き方だとそこそこだけど、この書き方だと全然だね、というようなものにあまりしたくない。そんなこと行ったら描けてない絵柄なんていっぱいあるんだけど、まず第一歩でツルピカ塗りを習得したいのだ。
やはり、線画である。線画が太くて不安定である。庵野秀明展の図録を見ればうまい線画がいっぱいあるかと思ったら、キャラ原案とかだけが収録されていた。
線てどうやったらうまくなるんだろう。気持ちいい線を描けたこと、人生で一度もないような気がする。
おなかが空いた。今日はごはんマックを食べた。ご飯じゃなくていいと思った。美味しかったけど。ポテトはずっとおいしい。
明日は頑張り時である。がんばる。