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先の事ばかり考える

先のことを考えるのが好きだ。

手帳を開いて一週間後の予定まで把握して、ようやっと動き出すことができる。

混乱したらまず手帳を開く。先が見据えられてやっと今がある。

ただ、そのために今がないがしろになることがある。卑近な例で言うと、みちのくコミティアで出す本の入稿がもうすぐなのに当日の設営の事や他の頒布物の事を考えている。

原稿の残りページ数はあと七ページである。大丈夫なのだろうか。

ポストカードも描きたいのに、いざポストカードになりますよ、と考えるとそのための絵を描ける気がしない。こまる。